カスタムジャパン会員
お客様各位

SHAD(シャッド)価格改定について
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素より格段のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
SHAD(シャッド)価格改定についてお知らせいたします。

1)値上げの背景と理由
さて、既に報道機関でのお知らせにもありますように、原材料の国際市況が高騰しており
さらにウクライナ情勢の影響などによる円の価値が下落しており商品価格の上昇に一層拍車をかけている状況です。
加えて中国主要都市である上海、広州でのコロナ禍によるエリアロックダウン、コンテナ港湾の
混乱により世界的に海上運賃が高騰しており、国内でも物流費の上昇が避けられない状況となっております。

弊社といたしましても生産性向上や経費削減など様々な努力を重ねてまいりましたが、すでにコスト上昇分を
吸収することは難しい状況です。つきましては、安定供給のために、
SHAD(シャッド)製品の価格改定(値上げ)を行う事といたしました。

2)対象商品
SHADトップケース全般
(一部商品は国内在庫を大量に確保しているため当面据え置きですが
直近に再度価格改定となる可能性がございます。ご留意くださいませ。)

» SHAD商品一覧

3)価格改定幅(値上げ幅)
10%程度  (商品により異なります。)

4)価格改定時期
4/16(土)注文分より

今後もより一層の努力とサービス向上に努めて参りますので、誠に恐れ入りますが
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い致します。


●補足1
弊社SCM(サプライチェーンマネジメント)チームからの情報を共有させていただきます。

中国でのサプライヤー・工場がコロナ禍による政府の対策により稼働停止、制限を受けております。
具体的には、TIMSUN(ティムソン)タイヤ工場もコロナ禍によって工場稼働が制限した状況も発生しております。

カスタムジャパンといたしましては、これまで以上に在庫を確保して供給を安定させるように対応しておりますが
予断を許さない状況です。

反面、東南アジア諸国や欧米のAfterコロナの急増する需要に製造工場のキャパシティーがおいついておらず
当面はサプライチェーンの断絶が懸念されます。

さらに、米国における過去に例を見ない急ピッチの利上げにより、円の価値が急激に下落しており悪い円安の状況であり
スタグフレーションのリスクも内在してきました。

日本国内におけるバイク業界の盛り上がりに反して、パーツのサプライチェーンについては厳しい状況が予想されます。
いずれにいたしましても、できる限りの対策・対応を継続させながら安定した部品供給ができるように努めてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

●補足2

関連リンク
■ THE WALL STREET JOURNAL
ロックダウンの重圧、生産への打撃鮮明に
■ NHK
経済同友会代表幹事“日本 スタグフレーション リスク高まる”
■ 西日本新聞
「異例中の異例」続く値上げ…身構える“悪い物価上昇”