錆取革命サビ取りセット

プロも絶賛!
錆取革命の使い方を徹底解剖!


ショップ写真:オートレストア小松様

ビンテージバイクのレストアの専門家、オートレストア小松さん。取り扱う車両にはサビがつきものです。小松さんのサビ取りは徹底してサビを取りきること。そしてしっかり防錆作業をして仕上げます。一切妥協はしません、そんな小松さんに新製品の 【プロツールス プレミアムシリーズ 錆取革命 サビ取りセット】 を発売前に使っていただきました。

錆取革命に対する小松さんの製品評価

錆取革命は3時間で酷いサビをしっかりとったのは驚き、今までのサビ取り剤と全く違う製品。サビ取りと防錆作業が6時間で完了する。しかもお湯を入れたりする必要がないし、全く失敗なくサビを取るのは今までにない。サビ取りと防錆が別々になっているのも機能がしっかりしていて良いね。
他の錆取り剤なら1日から2日かかる錆の酷い燃料タンクや過去に錆取りに失敗した経験のある方にお勧めできます。

小松さんの秘伝、上手な燃料タンクのサビ取り方法

1.燃料タンクの蓋とストレーナーの部分を完全に塞ぐ蓋

燃料タンクの栓作成
アルミ板とゴム板を使って栓を自作して下さいこの栓はタンク上部のサビ取り剤や防錆コーティング剤を処理する際にタンクをひっくり返しますので液漏れ防ぐ重要な物です。ペンライトはサビの取れ具合を確認するのに使いますのであるととても便利です。

2.燃料タンクのサビ取りの前処理

燃料タンクのサビを効果的に除去するためにはまず燃料タンクの中の汚れを洗浄してください。
この洗浄がとても重要です。汚れが残っているとサビ取り剤も防錆コーティング剤も効果が得られません。

■ ガソリンタンク内部にシール剤が施してある場合

【1】燃料タンクのシール剤は永久的にサビの発生を防ぐものではありませんので経年の変化で剥がれてきます、またサビが発生した燃料タンクに使うとサビの上に不完全な形(十分に表面に密着しない状態)でシールされサビの進行とともにゴム状のシール剤が剥がれキャブやインジェクターを詰まらせることになりますので、シール剤の使用はお勧めしません。

【2】シール剤を施してある燃料タンクはエンジンコンディショナー等をタンク内部にスプレーして内部のシール剤を剥離してください。タンクの底、右サイド、左サイド、天面をそれぞれ1週間から2週間程度かけて液にしっかり漬けてください。その後いったん排出して内部のシール剤が上手く剥がれているかどうか確認してください。シール剤が剥がれていない場合は再度同じ作業を行って完全に剥がしてください。

【3】金属製の鎖チェーンを20pから30pを燃料タンクに入れてエンジンコンディショナーと一緒に攪拌する事でより効果的にシール剤が剥がれます。
●ポイント:シール剤が剥がれたら洗いシンナーで燃料タンクを洗浄してください。
●ポイント:この作業はとても時間が掛かりますので根気良く作業を続けてください、約1か月はかかります。

■ 腐ったガソリンが固まっている場合

【1】エンジンコンディショナーをタンク内部に吹き付けてタンクの底、右サイド、左サイド、天面をそれぞれ1週間から2週間程度かけて液にシッカリ漬けてください、その後いったん排出して内部がきれいになっているかどうか確認してください。十分に取れていない場合は再度同じ作業を行って完全に剥がしてください。

【2】金属製の鎖チェーンを20pから30pを燃料タンクに入れてエンジンコンディショナーと一緒に定期的に攪拌する事でより効果的に固着したガソリンが剥がれます。
●ポイント:シール剤や古い燃料タンクが剥がれたら洗いシンナーで燃料タンクを洗浄してください。
●ポイント:この作業はとても時間が掛かりますので根気良く作業を続けてください。
●ポイント:古くなったガソリンの汚れはタンクの底に溜まって、場合によっては石炭の様に固くなっています。

バイクタンク用さび取り剤の作業手順

■写真1:エンジンコンディショナーをスプレーして約3週間、タンクの向きを変えながら内部のシールや腐ったガソリンを洗浄します。■写真2:〔1回目の洗浄〕腐ったガソリンや燃料タンクのシールが出てきました!燃料タンクのシールはとても厄介で取れません。根気よく内部をペンライトで除きながら完全に取ります。■写真3:〔2回目の洗浄〕まだまだ燃料タンクから汚れが出ます。燃料タンクを完全に洗い落とす事がサビ取りをする重要なポイントです。このタンクは3回の洗浄を行いました。■写真4:完全に燃料タンクのシールや腐ったガソリンが取れました。中に見えるのはサビです。これを錆取革命のサビ取り剤で落としていきます。

サビ取り剤は洗浄効果はありませんので事前に古いガソリンの汚れを十分に洗浄してください

3.サビ取り処理

サビ取り処理
  • 水道の水で20倍に薄めた 錆取革命 サビ取り剤を入れます。 サビはサビ取り剤の液体と接した所は取れますが、接していない箇所はそのまま残ってしまいます。
  • サビ取り剤の入ったタンクの上部には燃料タンクの構造上必ず空気が残りますのでサビ取り中に1時間に1回程度燃料タンクをひっくり返して位置を変えてください(上向きと下向き)。
  • 放置時間はサビの程度によりますので蓋を開けてみてサビの取れ具合を確認しながら進めてください。
  • 錆取革命 サビ取り剤なら3時間で完璧に取れました、驚きでした。
  • お湯は不要です。冬場の水道水でも十分効果が得られます。

4.防錆処理

防錆処理
  • 錆取革命はサビ取り剤と防錆コーティング剤がそれぞれ専用液になっていますので、強力で大きな効果が得られます。
  • 防錆コーティング剤を20倍に薄めて3時間漬け込んでください。
  • 排出した液は2〜3回程度の再利用が可能ですが処理時間が長くなる傾向があります。
  • 防錆コーティング剤もお湯は不要です。冬場の水道水でも十分効果が得られます。
  • 燃料タンクのサビが取れたからと言ってそのままにしないですぐに乾燥させてください。乾燥は洗いシンナーを入れて良く振ってエアブローで乾燥させれば短時間で水分を取り除くことができます。

〔番外編〕 再利用のサビ取り剤で試してみました

■スズキGT750の場合

スズキのGT750、水冷2サイクルの名車ですがサビだらけの燃料タンクです。錆取革命のサビ取り剤(再利用2回目)を使って洗浄開始ししたところ、3時間で信じられないほど錆が取れました!(写真右)

スズキGT750のタンク補修

■スズキのミニトレの場合

これも酷いサビです。エアブローするとサビが飛び散ります。手強いサビでしたが合計6時間の作業でサビ取りと防錆処理完了!

スズキ ミニトレのタンク補修